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僕は大学のクラスメートと話すのが苦手だ。

僕がいると会話の流れが澱んでしまう。滞る。

流れるような会話が続いていたが居心地の悪い感じで止まってしまう。

でも決して僕にコミュニケーション能力がないとかいうわけではない。

うまく話せないのが当たり前なのだ。なぜなら彼らと仲良くないのだから。

時間と出来事と趣味を共有していないのにうまく話せるはずがないのだ。

でもそれは彼らのせいではない、あえて僕自身が友好的になっていないからなのだ。

僕は部活や彼女といる時間にほとんどの時間を使うし、余った時間で映画やアニメを見て読書をしてゲームもしたい。あと勉強も。

彼らに使う時間は僕の短すぎる人生に余っていない。飲みに誘われても断ってしまう。

もちろん部活の先輩後輩、ましてや彼女とは楽しく会話をすることが可能だ。

人間関係を円滑にするにはなんでもいいが共有しなくてはならないのだ。

だれかにとって特別な存在になる、というのはそういうことなのだ。