アイアムアヒーロー17集

あの言わずと知れたアイアムアヒーロー考察サイトが最近全く更新されなくなりました。13とか14巻あたりで単行本に付属された冒険の軌跡、のオリジナル版を作ったサイトです。本編でZQNが物質的な融合をし始めたあたりから明らかに管理人が興味なくしちゃってるのを感じます。残念ですがまあ仕方ないですね。なんでいっちょ僕も考察しようかと思います。

今さらですがネタバレがんがん行きます。

17集までの流れをおさらいしますと16集の話を信じるなら、ZQN化というのは異星人によるもので、最終的には人類をほぼみんな融合させちゃって巣にして文明の基盤にすることが目的です。また人類のなかで優秀な人間を見つけて、ハイブリット化し新しい生命体となり地球をエコに侵略したいというためのもの。

人間側から見ればZQN化はZQN全体で精神的にも肉体的にも1つの生命体のようになるものでありZQN化すれば記憶や感情を共有できます。「みんな」と一体感を得られて孤独も寂しさも忘れることができる、という現代人の苦悩を取り払ってくれるものです。

そして最後にクルス化も説明します。クルスはだいたいが以前の社会に鬱屈した不満を抱いてた人がZQN化した状態で、巣(≒社会)からは外れた奴らのことです。単にクルスといったとき久喜幕府の個人としてのクルスのことなのか一般的な状態としてのクルスのことなのか注意が必要です。後者は漢字なら狂巣です。特徴はホルモン異常みたいな症状(毛が伸びる、背が伸びる、筋肉が発達する)と自我を保ちながらZQN内の精神世界みたいなところにも出入りできること。また、クルスの体内に侵入するとその精神世界を共有できます。

今の疑問点は女王蜂と言われてたハイブリット化に必要な人間とは誰なのか、かな。

では17集始めます。

表紙は英雄アンドひろみちゃん。本誌でもまだですが二人でスーパーを襲う展開が待ってるみたいですね。

中田コロリさんが今回は主人公。英雄と似ている境遇なので主人公器質(この漫画内で)がありますね。そして襲ってくる戦闘型ZQN。このマスクは・・・毅さんだ・・・。久喜幕府内でも揉め事がありそうです。

そして基地内でもゾンビものにありがちな人間関係、特にパワーバランスのトラブル起きてますね。こう数がゾンビ>>人間になっても人間内で争いあうのは定番ですね。day of the deadのリメイク版を見たことないので見たいです。パッケージは見たことあるけど主人公の姉ちゃんかわいいよ。

そして、浅田教とノアの方舟である屋上のヘリの登場。ヘリといえば箱根の浮浪者クルスに飲み込まれたときの映像が思い浮かびます。あの映像を発信したZQNかクルスは誰でどこに行ったんでしょう。そして浅田君は何者なんでしょう。どっかの金持ちのお坊ちゃんっぽいですが、金がものを言う時代は終わってそうなのであんなにやりたいようにできるのは不自然に感じます。めちゃくちゃにカリスマ性があるようにも見えないですけど。ヘリが操縦できるってだけなんですかね。

コロリ班の女の子もクルス化してましたね。それは他の人に知られてるんでしょうか。陸上部かなんかの子が義足の手術とかしたのかな。日付的にはテレビで鴨川さんが色気ムンムンなので1巻の臨界の日ですね。この描写だけだとよくわからないけど義足が一日で自分の足になったのか・・・?

ともかくなんだかんだで英雄グループ、久喜幕府グループ、浅田教グループが東京に集結してきました。いよいよ最終章に突入していく予感ですね。