絶えず生きる意味を考えている僕だがそれは死の恐怖によるものだ。
誰しも自分が死んだあとどうなるのか考えると思う。
もちろん何も考えられず自我が消滅するくらいの予想はできる。死んだら天国に行くなんて子供だましを心から信じている人はただ死の恐怖から目を背けているだけの弱い人間だ。
恐怖は克服しなくてはならないものだ。
死の恐怖を克服することはおそらく人間には難しい。
それは人間が弱いからだ。
弱い人間がいることは悪いことではない。仕方ないことだ。
一方で弱いということに甘えて強く生きることを放棄してしまうのは良くない。
他人の弱さを認めるのは良いが、自分の弱さを認めるのは恰好が悪い。
もちろん自分の弱さを認められないがゆえに見当違いな言動をするのも恥ずかしい。
強くなければ生きていけない。