それ町の時系列考察
それでも町は廻っている、通称それ町14巻買いました。あれ時系列バラバラなんだよね。つーことで考えたいです。今回の話がどこにあたっているのか。1つ1つ読んでいくのは時間がかかるのでまずはメルクマールというか大きなイベントがどこかを考えたい。
一年
春 ほとりシーサイドで働き始める
冬 紺先輩と出会う
春 ほとり死ぬ(ゼリー島殺人事件)
二年
夏 りょうちんと会う
秋 学園祭でメイズバンド、たけるえびちゃんと仲良くなる
春 ほとりの髪が短くなる、紺先輩卒業(第一志望おちる)
三年
秋 シーサイドがメイド喫茶じゃなくなっている、ラーメン大名行列閉店
だいたいこんな感じであたりをつけられるかな。では14巻のそれぞれのお話はどのへんか考えてきます。
106話 紺先輩がいるしたけるも男子と遊んでるから二年の夏
107話 真田の計算を信じるなら三年の夏。また、ユキコと来たのは1年の夏だからそれを去年だか一昨年だかと言ってる時点で(つまり、今回の話が二年の夏ならば一昨年はユキコが小学校に入ってないので「去年」とはっきり言うはず)三年の夏だろう。
108話 後述
109話 メイド喫茶じゃなくなってるから三年の秋。
110話 三年の春。タケルが5年。ほとりの髪が短い。
111話 この巻で一番すきだ。メイド喫茶じゃないから三年の冬。
112話 去年4年生だって言ってるから三年の冬。
113話 2-Aで髪が短いから二年の3月
108話ですが、113話の内容を踏まえないと分かりません。りょうちんと遊ぶようになるのは113話を踏まえると二年の3月以降です。また、髪も長くなっていて服装も踏まえると三年の秋と考えられる。つまり、重要な事実として将来の進路に迷っていたほとりは高校三年で小説を書いているということが発覚します。それもゼリー島みたいにその時の熱ではなく意志を感じます。
時系列を考えて読むと新たな発見があって面白い。イベントどうしも去年だか一昨年だかって感じで特定しづらくなってて考えないと分からないようになってるので作者はホントにそういうのが好きなんだなあと感じます。三年のエピソードが増えてきてますね。末永く続いてほしいです。